子供の肌荒れ

子供のお肌はつるつるでとてもきれいだとのイメージが強いかもしれませんが、子供のお肌が荒れることもあります。
原因はさまざまです。
空気の乾燥が原因でお肌も乾燥し、肌荒れしやすくなっている場合もありますし、汗のかきすぎが原因ということもあります。
子供は体が小さいですが汗腺の数は大人と変わらないため、小さい子供ほど総じて汗をかきやすい状態となります。
それが原因でかゆくなり、かいているうちに肌荒れするというケースもあります。
このほか、小さいころからアトピーなどの皮膚病があり、それが原因の肌荒れというケースもありますね。
原因はさまざまですが、子供でも肌荒れすることがありますから、もしそのような状態になればしっかりケアしていきましょう。

子供のお肌のケア

子供が肌荒れしている部位を触ったりかいたりしている場合、なるべく触らないように注意することが大事です。
小さい子供ほどかゆみやチクチク感を我慢するのは難しいかもしれませんが、肌荒れしている場所を触るほどますます荒れる可能性がありますから、なるべく触らないように注意してください。
万が一触ったとしても影響が少なくなるよう、子供の爪を短く切っておくという対策も有効です。
そのうえでお肌が乾燥しているようなら保湿剤を塗るなどするといいです。
汗で蒸れているなどするなら適度にお風呂に入れたり、タオルで拭いてあげましょう。

病院の受診

肌荒れがひどかったり、しばらく様子を見ても治りそうになかったりしたら病院を受診して相談してください。
症状が心配なときや、アトピーのように病院の治療を必要とする症状なのではと思うときなど、最初からすぐに病院で相談しても問題はありません。
子供の肌荒れを相談できるのは皮膚科、小児科となります。
皮膚科はお肌の専門医ですから、お肌で起きている症状について専門的な診察と診断、治療ができます。
患者が子供なら小児科で総合的な診察もできますから、今起きている肌荒れについてそちらで相談しても問題はありません。

病院を受診するとそちらでその症状について診断が行われます。
治療が必要だと医師が認めれば治療薬の処方もしてもらえます。
それがアトピーのように病院での治療が推奨される病気だった場合など、ステロイドといった効果的な薬の処方ができる場合もあります。
そのほか、その肌荒れの診断に応じて考えられる原因などから、生活上の注意点を説明される場合もあります。
それらを守りつつ薬を使った方が治療もより確実となりますから、できるだけ守るようにするといいでしょう。