ハウスダストによる対策

アトピーは肌の炎症やかゆみが起こる病気で、長年にわたって症状が出続けてしまう人も多いです。
そんな中、ストレスや食事の他に、ハウスダストによる影響が大きいとされています。
そこで、アトピーの方必見のハウスダストによる対策をご紹介していきたいと思います。

・そもそもハウスダストとって何?
ハウスダストとは室内のホコリやペットの毛、ダニやカビなどを表していてアレルギー症状として反応が出てしまうケースが多いです。
ハウスダストが原因でアトピーになるのは子供だけではなく、大人も一緒です。
ハウスダストは目に見えないという問題があり、無意識のうちに吸い込んでしまうためアレルギーの原因がこれだと気づく人は少ないでしょう。
しかし、アレルギー反応を起こす大きな要因となるのは、ハウスダストであるということを覚えてきましょう。

・ハウスダストを効果的に除去する方法
ハウスダストを除去するのであれば潔癖症になればいいという考えを持っている人もいますが、それは少し違います。
潔癖症になりハウスダストがない生活をしようと心がけると、精神的なストレスが増えてしまうのでオススメは出来ません。
人が動き回るときにハウスダストが舞い上がるという性質があります。
なので、空気の入れ替えや喚起を行いハウスダストを室外に追い出すようにしましょう。

また、空気の入れ替えをしながら掃除を行うことも重要になります。
掃除をしているときはたくさんのハウスダストが空気中に舞うので、部屋を閉め切った状態でホコリやダニ、カビなどを掃除しても一切意味がありません。
空気中に舞うほど人間がハウスダストを吸い込みやすくなるので、空気の入れ替えをしながら掃除機や拭き掃除、布団を畳むといった行為をしたほうがいいでしょう。

ダニは布団や湿気が多い時期に繁殖しやすいので、梅雨の時期や冬は布団を日光に当てて乾燥させたり、布団クリーナーで小まめに掃除を行うことが大切になります。
また、カーペットにはホコリやダニが付きやすいので、床はフローリングにして濡れたタオルを使ってハウスダストを舞い上がらせないように掃除をするのもポイントになります。
ハウスダストでアトピーの症状が悪化するという場合は、血液検査でアレルギー反応が出るので一度調べて原因を探ってみるのもいいと思います。
血液検査の結果でハウスダストによるアレルギー反応でアトピーが出ているということであれば、ハウスダストに効果的な掃除法で改善を進めていきましょう。