うまれたばかりの赤ちゃんにも病気や異常と思われる症状が出ることもあります。
赤ちゃん自身がこれに対応することはできませんから、世話をする周りの大人たちがこれに対処しないといけません。
知っておきたいそれら症状にかゆみがあります。
赤ちゃんのお肌にも大人と同じようにかゆみが出ることがあります。
まだ赤ちゃんは喋れないため自分でそれを具体的に訴えることはありませんが、そのかゆみが原因で泣くといったこともありますから、もしこれが出ているようならできる限りケアしてあげることが大事です。
かゆみが出ているかどうかは周囲の大人の方で様子をよく観察しないといけません。
赤ちゃんに今かゆみが出ているサインとなるのは、赤ちゃん本人が特定の箇所をかこうとしたり、抱っこしている人や枕・シーツなどに顔や体をこすりつけたりといったことです。
また、特に思い当たる理由がない中で赤ちゃんがよく泣いている場合、かゆみが原因というケースもあります。
また、赤ちゃんのお肌はむきたてのゆで卵のようにツルツルしていると思われがちですが、生後一年未満の時期でもすでにお肌が乾燥していたり、湿疹が出たりといった症状が出ることもよくあります。
お肌が少しカサカサしている、湿疹が出ているといった症状があれば、かゆみが出ている可能性もあります。
さらにそのような一時的なかゆみではなく、この時期からすでにアトピーが出ることもあるのです。
個人での判断は難しいのですが、病院で赤ちゃんの診察を受けた結果そのような診断が出ることもあります。
このように赤ちゃんには大人と同じようにかゆみが出ることがありますから、周囲の大人たちがうまくケアしてあげないといけません。
必要なケアとは赤ちゃんの汗などをお風呂に入れてあげて落とすほか、お風呂上がりを中心にしっかり保湿ケアをしてあげることです。
こうすることでかゆみも起きにくくなりますが、完全に防げるわけではありません。
また、すでに赤ちゃんがかゆがっているそぶりを見せている場合など、スキンケアだけではもう治せないこともあります。
そのようなときは早めに専門医の診察を受けることが大事です。
湿疹やかゆみなど出ていればそれを抑える薬など処方されますし、医師にケアの方法を直接聞けます。
このほか、もしアトピーと思われる症状がすでに出ている場合、早くから治療を開始できると症状の悪化を食い止められ、症状が落ち着きやすくなります。
赤ちゃんにもかゆみが出ることは確認しておき、必要なら医師の診察も受けるといいでしょう。